白衣タイプの空調服(R)
「働く人すべての快適な仕事服作りを目指す」をモットーに100年以上の歴史がある老舗ワークウェアメーカー「アイトス」より、白衣ベストタイプの電動ファン付き作業服「空調服 AZ50200」をご紹介させていただきます。素材にはポリエステル100%の平織り素材である「フルダルストレッチピケ」を採用しています。フルダルストレッチピケはその名の通りストレッチ性に優れた生地素材で、非常に軽量で動きやすく、帯電防止機能が備わっています。また透け防止効果もある素材なので安心して着用できる白衣素材となっています。
空調服 AZ50200は異物の混入リスクを軽減するためポケットレス使用のウェアとなっています。そのため異物混入などを防ぐために厳しい衛生管理が必要とされる製造工場、食品工場、給食センター、厨房調理場などに最適な空調服です
空調服 E9209は快適着用するための機能として、衿の内側にある調整紐を止めることで、首元と胸の間に空気の通り道が生まれ、涼しさを向上させることが可能です。またファン位置がサイドファン仕様になっているので着席しての作業時でもファンが椅子の背もたれに干渉しません。
日本の夏は年々熱くなっており、熱による疲労の蓄積が体調不良を起こしたり、熱中所のリスクにもつながります。現場仕事の方はもちろん、レジャーにおいても夏場に屋外で過ごす時間はありますが、暑さや熱による疲労のリスクを軽減しながら過ごしたいものです。空調服は空調設備のない環境においても汗を気化する事で体を冷却する事が可能な画期的なウェアです。
人の体は運動をした激しさに応じて、より沢山の汗をだし体温を調整しようとする機能が備わっています。仮に1000ccの汗をかいてそれがすべて気化した場合、気化熱によって580kcalもの熱を体から奪います。この熱量は1時間継続的に強い負荷の運動をした際の熱量と同等です。熱中症のリスクを軽減するため、空調服はこの生理クーラー現象(汗の気化熱効果)を利用しています。
人は熱が体にこもると、汗をかき、その汗が蒸発する際に体温を奪う機能を活用して体温上昇を抑制するメカニズムが働きます。これを生理クーラー現象といいます。空調服はエアコン等の設備がない屋外の環境でも、ウェア一つで体温の冷却効果を促進して熱中症のリスクを軽減する事が可能です。
夏はお盆休みもあり日本のレジャーシーズンです。が、実際には年々猛暑が厳しくなり、屋外でのレジャーやスポーツ観戦は大変になってきております。空調服は自身が発する汗を効率的に蒸発させる事で体温上昇を抑制する事が可能です。使用するエネルギー(電気代)も非常に安価で、1回8時間の充電を毎日繰り返しても1ケ月50円未満といわれていますす。
最近はウェアも進化してUVカット機能などの機能商品も増えています。またデザインも年々カジュアルになっており、プライベートの着用でも臆することなくご利用いただけます。まさに日本の夏のマストアイテムになっています。
空調服は外の空気をファンでウェア内に流し込みます。よって、取り込む外気温や湿度によって、汗を蒸発させて体温上昇を抑制する生理クーラー現象の効果が変動してしまいます。つまり極端に熱い風を吹き込んでも冷却効果よりも衣服内を温める効果が強くなってしまい、また極端に蒸した空気を流し込んでも汗の蒸発を促進できませんので十分な冷却効果が得られません。また、人それぞれで水分の摂取量や汗の発汗量により異なりますので、この表はあくまで目安としてご確認をいただければと思います。
Aゾーンに該当する温度・湿度においては、激しい重労働の環境でも空調福を着用する事で十分な冷却効果があります。Bゾーン〜Cゾーンにかけても空調服の冷却効果は実感を頂けますが、その効果は徐々に低下していきます。Dゾーン〜Eゾーン(極端に暑い、極端に蒸している)の環境においては冷却効果が体感できない可能性もありますのでご注意ください。ご使用になられるファンの風力にも影響されますのであくまで目安としてご確認ください。
人が快適と感じるゾーンを外気温と汗の状況から表しています。空調服を使う事で汗を気化させることができるので、人が快適と感じる範囲が広がります。
空調服(R)と空調風神服、その他のEFウェア(エアクラフト等)は、それぞれがファンとデバイスを開発していますので、異なるブランドデバイス同士をつなぎ合わせることはできません。差し込み口の形状が似ているので、強引に挿す事が可能なばあいもありますが、それぞれ異なる出力の電圧で動く設計になっている為、安全性に問題があります。
また故障した際にメーカー保証を受けることが出来なくなりますので、適切なブランドのデバイス同士を組み合わせてお使いになる事をお勧めしています。より快適に、より安全に空調服・空調風神服をお使いいただくためにご理解のほどよろしくお願い申し上げます。