【YD1-2101】_ノーメックス・オーバーオール_通年つなぎ

「YD1-2101」は、溶接現場など火の扱いが日常的な職場において、最適な作業服に仕上がっています。火を扱う職場の作業服で重要なのは、耐熱性と難燃性であることは言うまでもないでしょう。「YD1-2101」は、レーシングスーツの開発に用いられる技術でそれを実現した、高難燃性つなぎ服なのです。難燃性の度合いを示す指数に「LOI値」があります。日本語では「限界酸素指数」と言いますが、素材が燃焼するためにどれだけの酸素濃度が必要なのかを示す指数です。空気中の酸素濃度は21％程度ですから、LOI値が21以上あれば、通常の環境では燃えにくい素材と言えます。ちなみに、綿100％の素材だとLOI値は約18ですので、火がつくと燃えやすいことがわかるでしょう。その点、「YD1-2101」のLOI値は26です。高い難燃性であることがわかります。
「YD1-2101」の難燃性の秘密は、「ノーメックス3」という特殊な繊維を使用していることにあります。これはアラミド繊維の一種ですが、特殊な技術によって、高い難燃性と耐熱性、耐久性を実現しました。一定時間炎に触れていても、生地が溶融することなく炭化します。つまり、着ている人の皮膚に溶けた生地が付着して、二次火傷をする心配がないということです。炎だけでなく、摩耗や薬品に対しても耐久性を有しています。しかもお手入れが簡単で、洗濯によって性能が落ちる心配はありません。
難燃性や耐久性だけでなく、着心地にまでこだわって作られているのが「YD1-2101」のすごいところです。強いのに軽く、肌触りも心地良いので、繊細な作業にも集中しやすいでしょう。火の扱いの多い職場のユニフォームとしておすすめです。